“人間の仕事は機械に奪われるのか?” - “POST CITY”の仕事を考える
アメリカ合衆国でマーティ・マクフライJr.による窃盗事件が発生。逮捕後2時間で裁判は終了し、懲役15年の刑に服することに。弁護士制度は廃止され、スピード裁判のシステムになっていた・・・。
こんにちは、TWDW事務局運営メンバーの重野です。
これは1989年公開の映画「Back to the Future part2」で描かれた2015年10月の世界。テクノロジーの発達とともに、業務の自動化や人工知能(AI)が進んだ結果、弁護士は不要になったという設定でした。
現実では実現はしていませんが、ルーティン業務は25年前からコンピューターやロボットに取って代わられると予想されていたのです。そして、この流れはたぶん止まらないはず。
そんななか、これからの「まち」における新たな職のあり方=Future Work(仕事の未来)をいま一度考える機会が増えています。
今年9月に開催されたメディアアートの世界的なイベント「アルスエレクトロニカフェスティバル “POST CITY −21世紀、人はどこに生きるのか?”」でも、 “Future Work”はテーマとして掲げられたひとつ。グローバル視点でみると、新たな「まち」(=「Post City」)を創造する要素として “Future Work”が注目を集めています。
さらに、10月に開催された「未来の渋谷の可能性をひろげるシンポジウム」でも、“クリエイティブな都市開発”などと並んで、“これからの仕事や働き方”も話題として取り上げられています。「ロボットスーツの普及で、力のない女性など誰でも力仕事ができるかも」などの意見がありました。
そのような動きをTWDWも見逃していません。
千秋楽を飾る公式プログラムはまさにこのトピックをとらえています。
11月24日(火)18:30 -21:30
「POST CITY” のFuture Work〜2030年、私たちはどこでどんな風に働いているのか?」
「2030年に私たちは、どんな仕事を、どこで、どんなワークスタイルで、そして何のために働いているのか?」について、クリエイティブな仕事の仕方を実践するプロフェッショナルの話を聞き、参加者みんなでディスカッションするプログラム。
いまの仕事について、なにか“もやもや”とした悩みを抱えている方も、未来を考えることで、なにか解決するヒントを得られるかもしれません。
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